木陰のように
呼吸するように
家にとっても、住む人にとっても、光や風の通りはとっても重要です。
とくに日差しが強い沖縄では、光を上手に取り込んで、遮る、
風の道を作って室内温度を下げる。
これだけで「心地よさ」はぐんとアップします。
「まるで森の中にいるみたい」そんな暮しを実現します。
たとえば…
空気の通りをスムーズにするために、屋根に勾配をつけ、南側の大きな窓から、北側の高窓に風が抜けるように設計しました。大屋根が木陰のような影を落とすので、日の当たる南側の部屋でも、涼しく過ごすことができます。
北側にある子供部屋でも、所々に付けられたハイサイドライト(天井付近の高い位置に鉛直方向に設けた窓)から光が優しく降り注ぎ、落ち着いた明るさの部屋となりました。